真空管(チューブ)アンプにはバイアス調整が必要かどうか

マーシャル、メサブギー、フェンダー、オレンジ様々なギターアンプがあるなかでほとんどに採用されている真空管の存在

自分のアンプが欲しいと思っている方も多いと思いますがサウンド面だけでなくメンテナンスコストの面でも検討してみましょう。

バイアス調整(1万円)ギターアンプを修理に出した方ならこの項目を見たことがあるかと思います。

ギターアンプにはバイアス調整が必要なものとそうでないもの(厳密にいうと違う)があります。

このバイアス調整1万円もしているんだからすごい大変な作業なんだろうなーと思っているかと思います。

しかし実際にはアンプ内部のトリムをマイナスドライバーで回して調整するのです。

ここだけ聞くと簡単かと思えば簡単かもしれませんが当然感電のリスクもあります。

知識も必要とします。

しかしプレイヤーも所有しているアンプのことを知って悪質な修理業者かどうかを判断できる必要があると思います。

ギターアンプにはプリ管、パワー管というサイズの異なる真空管が搭載されております。

このプリ管というのは12AX7,12AU7,ECC83,ECC82などと書かれておりここのチューブの交換にバイアス調整は不要です。というか調整部がありません。

ここの部分に関してバイアス調整が必要ですねーなんていってくる修理業者にはこう言ってやりましょう!!

どこから仕入れた情報ですか?

おそらくもうおつきあいする事のない業者になるでしょう。

話を戻します。ギターアンプには大まかに2種類のバイアス方式があります。どこかでちらっと聞いた事があるかもしれません。

1自己バイアス方式

2固定バイアス方式

自己バイアス方式

自己バイアス方式(オートバイアス方式)はプリ管などに採用されている方式で小型アンプのパワー管にも採用されている場合もあります。

この方式の場合は特性のそろった(大事)真空管を差し替えるだけで完了です。

こんなの全部これにすればいいじゃんと思いますが、真空管のエネルギーを消費してしまうため出力が減ってしまうというデメリットもあります。世の中そう甘くはないですね。

固定バイアス方式

固定バイアス方式

1電圧可変型

2電圧固定型

固定バイアス方式はバイアス専用電源を必要とします。従って電源回路が自己バイアス方式に比べて複雑になりやすいです。

電圧可変型がよくやるアンプ内部のトリムを回してってやるタイプです。

電圧固定型がメサブギーなどに採用されている設計値であればバイアス調整なんて必要ないうちの真空管を使え!!っていうタイプです。

ちなみにメサの真空管は高いです。なのでメサブギーの音いいなーっておもっている方がいたら買う前に自分が純正管を買い続けられるだけの財力があるか財布と相談しましょう。

車の維持費もそうですよね。買うときだけローン組めば買えるとおもって買っても自動車税が高すぎて手放すなんてことありますよね。

せっかく気に入ったアンプを維持費がかかりすぎるから嫌いになってしまっては悲しいです。

なのでお金がなければ知識を身につけましょう。

話が大幅にそれましたが、メサブギーの真空管を買う場合はバイアス調整費用がかからないというメリットもあります。

大体の真空管アンプは真空管の寿命がきたら故障という扱いになってしまいます。消耗品なのにです。

そのたびに修理預かりで入院されて大事なライブで自分のアンプが使えないなんてことになってしまいます。

メサであれば純正管をあらかじめストックしておけば、真空管がダメになっても差し替えるだけで元のグッドサウンドが得られるでしょう!!

ちなみにメサのメリットばかり話していますが、僕はケチなのでサウンドがよくても買いませんね。

それなら安い真空管でも調整のきく電圧可変型のアンプを選びます。安い真空管といってもマッチングの取れていないものはもちろんダメですよ!!

内部の調整トリムが4本のパワー管に対して2個付いているようなペアマッチングであればいいんでしょ!みたいなアンプも必ず4本マッチングのものを買いましょう。

真空管の購入場所

真空管を購入するにあたり東京に住んでいるのであれば取り扱っているお店もたくさんあるかもしれませんが、地方だと真空管はまずみかけないですね。真空管の購入は基本的にネットでの購入となります。

サウンドハウスでも真空管を取り扱っているので、マッチングの取れた真空管を購入しましょう。

真空管はその性質上ばらつきが生まれてしまいます。

安いものが粗悪

高いものが高品質

ということですが、「JJ ELECTRONIC」なんかは安い割に普通に使えます。

安いもので「BUGERA」というメーカーの真空管もありますが、この真空管を装着したギターアンプを修理に出したら修理屋のおじさんに「こんな真空管使ったらダメだよ!」と怒られました。

それ以来「BUGERA」は買っていませんが、これは個人の感想と修理屋の感想になるので「BUGERA」のほうが品質がいい時もあるかもしれません。

安く真空管交換をしたいのであれば画像の「JJ ELECTRONIC」がオススメです。

MARSHALLのバイアス調整やってみました。