マーシャルから発売されたJCM2000の復刻モデルDSL100Hですが、JCM2000とはバイアス調整のトリムの位置が違います。

DSLの音が出ない時に確認する場所

DSLの音がでない時は

 

この画像の右側のあたりにヒューズが何個かついていて、そこのヒューズが切れている可能性が非常に高いです。

そしてなぜヒューズが切れるのかというとほとんどの場合で真空管の劣化が考えられます。真空管の内部の酸素が多くなってしまって電源投入時にボンと青い光を出してヒューズが切れます。見た目ではわからないような場合もあれば、一部分だけ黒く焦げたような状態になっていることもあります。

バイアスはどこで調整するのか

バイアス調整のトリムはほとんどがアンプを開けなければ調整できないようになっています。危険なので素人が調整するのはやめたほうがいいです。バイアス調整は電源を入れながら行うため非常に危険です。

それを踏まえて調整箇所は

TRIM1とTRIM2をマイナスドライバーで回して調整します。バイアス調整ってお金がかかるので、どれだけ大変な作業かと思っていたらこれを回して丁度いい値に合わせるだけです。

実際はこんなところ回さなくても真空管をただ差し替えるだけでも使えるっちゃ使えます。音質の差なんて全然わからないです。真空管の寿命を気にしたらバイアス調整をしたほうがいいです。しかし使用環境にも左右されやすいため一概にどのくらい寿命が変わるかはわかりません。

DSLはバイアスが2本ずつになっているためトリムが二つついてますが、JCM900とかはトリムが1つなので、4本一括で調整するということになります。かならずマッチングのとれた真空管を購入しましょう。

数値を測る箇所は

テスター棒の間にある3本のピンがあるところにテスターをあてて測ります。真ん中と右、真ん中と左でそれぞれのトリムの値を調整します。

EL34のバイアス値を参考に好みのセッティングを目指しましょう。

バイアス調整時の注意点として必ずスピーカーを接続しましょう。アンプというのは無負荷だと故障します。これはバイアス調整時に限らずです。アンプのレコーディングアウトを使用して録音している時なども忘れずにスピーカーアウトにはスピーカーを接続しましょう。音が出てしまうのが困る環境であればダミーロードというものを接続しましょう。ダミーロードは簡単に自作できるので、これからアンプをいじっていきたいと思っている方は1つもっていて損はないと思います。