こんにちはヤーマンです。シンバルは消耗品としては金額がかなり高いものになります。リハーサルスタジオでは割れたシンバルを再活用しています。個人で持っているシンバルが割れてしまった時の再活用の選択肢をご紹介します。
- シンバルは割れたら使えないのか
- シンバルの割れ方により再活用できるかどうかが変わる
- アクセサリーなどに変身もさせられる
シンバルは割れたら使えないのか
結果から申し上げますとライブやレコーディングでは確実にNGです。
練習で気にならなければ自分次第ということもありますが、割れたシンバルを素手でミュートしたりすると手を怪我してしまう可能性があるためそのままでの使用はオススメできません。
割れたシンバルを叩いたことがある方ならわかると思いますが、ものすごく下品な音がします。
シンバルの割れ方
シンバルの割れ方には大きく分けると2種類あります。ひとつがエッジの部分にヒビが入るパターンともう一つがカップの境目に沿って割れてしまうパターンです。前者であれば再活用の幅が広いですが、後者のカップの境目の場合は加工が結構難しいのでアクセサリーなどにしてみてもいいと思います。
カットシンバル
カットシンバルは割れた箇所よりも内側を再使用するという加工方法です。割れている箇所が削がれるため、練習時に素手で触ることもできます。
カットシンバルの加工法
カットシンバルの加工ですが、個人では加工に使用する設備が整っていないとおもいますので、知り合いの車の整備工場などにお願いして加工してもらったりします。
しかし車屋さんは楽器の専門家ではないので、サウンド面に関しては期待できないでしょう。
車屋さんの場合は1枚2000円ほどでやってもらえてますが、相場が特に決まっていないので交渉次第で金額は大きく変動します。
シンバルカット専門の業者もあるので、仕上がりを重視するのであれば専門業者に依頼するのもいいと思います。
シンバルカット専門の業者の相場は1枚5000円ほどは覚悟した方がいいでしょう。エッジの処理でサウンドが変化するので、5000円払う価値はあるかもしれません。
注意したいのが、買った時の音は絶対に出ないという点です。シンバルをカットするとサイズダウンするため高めの音に変化します。もともとの音を求めている場合は同じものを再度購入するべきですね。
シンバルアクセサリー
シンバルに思い出や愛着が詰まっているのであれば身につけたりできるアクセサリーに加工してもいいと思います。
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自分でシンバルのアクセサリーを制作したい場合はルーターという工具を用意するとうまく加工できると思います。
ルーターはガラス加工にも使えるので、DIYでおしゃれ小物を作りたいという方にはオススメです。ディスクグラインダーとかだと大きなディスクを回転させていてパワーも強いため使用時に少し怖いのと細かい作業には向かないので、ルーターをおすすめします。
まとめ
シンバルの割れがあまりにもひどいようであれば、アクセサリーに割れが少なければカットしてエフェクトシンバルなどとして新たな役目を与えます。
どちらもいやであればハードオフなどで1枚100円くらいでは買い取ってくれます。
一番のオススメはアクセサリーにしてメルカリで販売することですね。