こんにちはヤーマンです。ミキサーを買いたいと思った時にデジタルミキサーとアナログミキサーとカテゴリ分けされていて何がなんだかわからない人に対して向けての記事になってます。

デジタルミキサーとアナログミキサーの違い

デジタルミキサーとアナログミキサーの決定的な違いは信号をどう処理しているかの違いです。

デジタルミキサーはデジタル処理

アナログミキサーはアナログ処理

信号というのは音の信号です。簡単にいうと音をデジタルで扱うかアナログで扱うかの違いです。

アナログミキサーのいいところ

MACKIE ( マッキー ) / ProFX22v2

使用感がわかりやすい

アナログミキサーは何がいいと言いますと、ミキサーを初めて使う人にとって音の流れを理解しやすいというところです。

見た目に見えているツマミやフェーダーの状態がすぐに確認できるためミキサーの扱いに慣れていなくても使いやすいです。

音にあたたかみを与える。

レコーディングや音響の現場ではデジタルミキサーが主流となっていますが、音質面ではやはりアナログがいいという人はいます。

アナログの音を再現するようにデジタルミキサーのプリアンプは使用せずに別途プリアンプを用意して使用する音響オペレーターもいます。

レコーディングで言うとテープシミュレーターなどのプラグインも存在しています。

価格が安い

デジタルミキサーになると100万円をこえて来るようなものも多くあります。アナログミキサーに関して言うと比較的個人でも購入可能な価格帯が多く、チャンネル数が少ないものを選ぶと安く購入することができます。

アナログミキサーの悪いところ

機材量が増えがち

アナログミキサーの機種にもよりますが、ミキサー本体の機能として音を入力してその音を様々な系統から出力できます。これがミキサーの基本的な機能です。それ以外の機能に関しては外部のエフェクターなどを接続して使用します。

  • リバーブ
  • コンプレッサー
  • グラフィックイコライザー

主要なものだとこのあたりです。これを全て揃えるとなると追加で結構な金額がかかってきます。

マルチケーブルが重たい

アナログミキサーの場合ステージからオペレートする位置までの距離が例えば50m離れているとするとその分だけ極太のマルチケーブルというケーブルをひきまわさなければいけません。これは一人でやるのはなかなかきついです。

マルチケーブルとはマイクケーブルが16本とか24本とかが1本にまとまったケーブルだと思ってもらうとイメージできると思います。

リハーサルから本番が不便

バンドをやっている人ならわかると思いますが、いきなりワンマンライブなんてしないので基本的にライブというと数バンド出演します。転換の時間約10分の間にリハーサルでやったセッティングに変更しなければいけないので、非常に不便です。リハーサルの時にセッティングをメモしたり、写真をとっていたりしていても人間である以上、多少のズレは出てきますので「本番もこれでお願いします」というのは実際は無理です。

デジタルミキサーのいいところ

YAMAHA ( ヤマハ ) / TF1

コンパクト

デジタルミキサーは見た目に見えているチャンネルモジュール以上のチャンネル数を扱うことが可能です。

アナログミキサーの場合チャンネルフェーダーが16個だったら「このミキサーは最大入力16チャンネルだな」となりますが、デジタルミキサーの場合ページの切り替えによって1〜16、17〜32というようにチャンネルを切り替えれる為、16チャンネルミキサーのサイズでも32チャンネルミキサーの機能を使えるということになります。

様々なエフェクターが最初から使用できる

デジタルミキサーの多くはリバーブ、イコライザー、コンプレッサーなどのエフェクターが内臓されている為、外部のエフェクターなどを追加で買う必要がありません。

音質が劣化しない

アナログミキサーはアナログ信号の為、ケーブルを伝っていく距離が長ければ長いほど音質は劣化します。デジタルミキサーの場合デジタル信号の為音質が劣化しません。

ステージとの接続が楽

オペレートする位置からステージまでのケーブルはLANケーブル一本で接続できます。先ほどお話したマルチケーブルなんていう重たいケーブルは必要ありません。LANケーブルの引き回しであれば一人でもラクラクできてしまいます。

iPadで操作

音響現場の場面でモニタースピーカーのチューニングがありますが、ステージにオペレーターが立ってマイクで「チェック、ワンツー」とか言っているのはモニタースピーカーがハウリングしないようにとか聞こえやすいかとかを調整しているのですが、オペレーターの指示でステージマンがイコライザーの操作などをします。

それをiPadをステージまで持っていってiPadで操作してステージの聞こえ方をリアルタイムで調整していけます。

これがあると一人で音響現場をこなすことができます。

シーンメモリーができる

リハーサル時の状態を記憶できる為、細かい設定を再現しなくても呼び出しするだけでリハーサルの状態になります。デジタルミキサーの場合多くがムービングフェーダーを採用している為、チャンネルフェーダーも「ビュン」と記憶した位置に戻ってきます。

デジタルミキサーの悪いところ

値段が高い

ここまでデジタルミキサーのいいところ書いているとデジタルミキサーのほうがめちゃくちゃいいじゃんと感じるかもしれませんが、とにかく高いです。個人レベルで試しに買ってみようという値段じゃないです。

音が硬い

デジタル臭いなどという言葉がありますが、アナログミキサーに比べて音が点のような感じがします。

操作が直感的ではない

アナログミキサーに比べると多機能な分操作が複雑になっています。「あの機能の呼び出しはどうだっけ?」「この状態をメモリーしたい」などという操作をあらかじめ知っておかないと現場に出ていざ使う時に逆にアナログミキサーより不便なものになってしまいます。

まとめ

デジタルミキサー

  • 多機能
  • 操作難しい
  • 高い

アナログミキサー

  • 音が暖かい
  • 操作が簡単
  • サイズが大きくなる