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マーシャルのオールドアンプは未だに人気

スタジオで見つけたマーシャルのJMP1987ですが、出力が50wで4インプットあるモデルです。

これがなんともまあいいサウンドです。言葉で表現するのは難しいですがもし見かけたら一度試していただきたいです。

スペックですが

プリ管ECC83×3パワー管EL34×2

外寸H23×W66×D20.5

特徴

 

オールドマーシャルでJTMの次のモデルとなるJMP、のちのJCM800であり、1987はマスターヴォリュームがない為、ヴォリュームつまみをあげて歪ませるタイプのアンプです。

インプットの差込口が4つあり、左上ハイトレブル、左下ロートレブル、右上ハイノーマル、右下ローノーマルになってます。

インプットリンクというモダンアンプではあまり聞かない使いかたもあります。

スイッチが左からポラリティ、パワー、スタンバイとなっており今のアンプでは見ないポラリティスイッチがあります。

ポラリティスイッチとは極性を変えるスイッチで電源ノイズ対策で使用します。

ノイズの少ない方を使用しましょう。

音の性質

オールドマーシャルの1959よりも歪み感が強いと言われる1987、そしてもっともブルージーに歪むと言われている。

1987はJTMの延長上というかいろんな面でフェンダーアンプの影が微妙に見え隠れします。いい意味でワイルド、荒削りなサウンドながらもアンプとしては神経質です。

ヴォリュームをあげないと歪まないので大音量になりがちですが、アンプはフルテンに近い方が音の太さ、サステイン、音圧、レスポンスなど本来の性能が出せ、グッドサウンドになります。

この1987はイコライザーの効きが悪く(最近のアンプが効きすぎる)ヴォリュームを4以上あげるとほぼ効かなくなります。

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しかしギターのコントロールに対する反応はよくギターのヴォリュームを絞れば、綺麗なクリーントーンよりなサウンドを奏でます。

 

組み合わせ

このアンプは組み合わせによりサウンドの変化が激しく、後期ナンバードピックアップとは非常に相性がいいです。

キャビとの組み合わせ、ギターとの組み合わせ、ピックアップ、インプットリンクのつなぎかたでオリジナルのサウンドを見つけてみるのも楽しめるアンプです。

JCM800を使用しているオーナーであれば先代のモデルのサウンドをチェックしてみるのもいいんじゃないでしょうか

インプットリンクのおすすめは左上と右下をリンクして右上にギターをつなぎましょう!!