こんにちはヤーマンです。ギターを購入する時にまず思い浮かぶのが、楽器屋さんですよね。初心者が楽器屋さんでギターを購入する時にする試奏の重要性とチェックするべきポイントについて解説します。
ギターは決して安くないものなので購入時は必ず試奏して納得のいくものを購入しましょう。
ギターの確認するポイントは
- どのポジションでも綺麗に音がなっているか
- ネックの太さは自分にしっくりきているか
- 第一印象で弾きにくくないか
ギターの音の確認
まず気に入ったギターを見つけたら意を決して店員さんを呼び試奏させてくださいとお願いしましょう。
店員さんに用意してもらってまず確認したいのが、音です。
- ローコード
- ハイコード
- カッティング
- ソロフレーズ
ローコード
ローコードは開放弦を含んだコードです。ギターコードブックなどに書かれているCやDなど最初に練習するコードです。
響きに注目しながら鳴らしましょう。
ハイコード
コードのFのフォームで12フレットあたりを弾いてみましょう。ここで少しでも違和感を感じたら店員さんに聞きましょう。調整すれば問題ない場合もあります。
カッティング
カッティングで確認することは音の歯切れの良さです。カッティングを使うことの多いファンクのバンドなどではここは必ず確認しておきたいポイントです。
ピックアップの種類によっても音が全然違うのでピックアップの種類で確認しましょう。
ソロフレーズ
弦高があまりにも高かったりすると非常に弾きにくいので、普段練習しているソロフレーズをいつも通り弾けるのかもしくはいつも以上に弾きやすいかを確認しましょう。
たまにあるのが、特定の弦の特定のフレットだけ「ビビる」ことがあります。なるべく全弦全ポジションを確認しましょう。
音の確認といってもただ何もせずに「ジャーン」「ジャーン」とやっているだけでは何も確認できません。
初心者なりに練習した曲で使われているコードを「ジャーン」と鳴らして余韻を確認してみましょう。変な違和感などなければここはオッケーです。
店員さんに弾いてもらう
「まだコードをうまく鳴らす段階にまでいっていないよ」という方は安心してください。
店員さんに演奏してもらいましょう。楽器屋さんの店員さんはうまいです。
店員さんに弾いてもらうメリットはもう一つあります。
それは客観的に音を確認できることです。自分で演奏しているだけであればすごい弾きやすいなと思い他の悪い点に気づきにくくなってしまいます。
ギターのネックの確認
ギターのネックにも種類があります。
その形からアルファベットでC,D,U,Vなどのシェイプあります。これは指板とは逆側の形状を示しています。
どのシェイプのギターかによっても弾きやすさが全然違います。
握りやすく弾きやすいものを選びましょう。
ギターを2,3本選ぶ
1本のギターを試しただけでは試奏の意味はあまりありません。試奏の際に重要なのは比較です。
2本3本と試奏すると最初に弾いたギターの状態がどの程度のものなのか気がつくことが増えてきます。
最終的に満足いく点が多かったギターを買うことをオススメします。
ギターを試奏することは恥ずかしくない
ギターを試奏する時に恥ずかしいという気持ちは捨てましょう。楽器屋さんは当然楽器を演奏するお客さんが多数来店しています。がほとんど他人には興味がないため何を演奏してようと特になにも思いません。
ここで注意して欲しいのがあまり大音量を出さないことです。普通に楽器屋さんに迷惑です。
試奏の時にやってはいけないこと
- 長時間の試奏
長時間の試奏は他のお客さんにも迷惑ですし、買う気がないとも思われます。本当に高額ではない限り、長時間の試奏は避けましょう。
- 金属のアクセサリーを身につける
金属製のものはギターのボディに傷をつける恐れがあるため必ず外しましょう。
- ハウリングさせまくる
これは説明不要でしょうが、「フルテンじゃなきゃいい音なんねーぜ」なんて人は試奏を控えてください。アンプもギターも全てお店のものです。